ヒメボタル撮影方法(第2回 撮影編) 2016-06-10 ホタル コメント:0

第2回目は撮影手順などを時間に沿って解説いたします。

なお、私の機材(PENTAX K-5,K-5Ⅱs、Nikon D600,D810)で、7月中旬~下旬にかけて中国地方(広島県及び山口県)の山間部に生息するヒメボタルを複数のカメラ(2~3台)で撮影する場合での解説となります。撮影環境によって異なることがあることを御了承ください。

① ~18:30 現地到着

背景撮影開始までの準備などの時間を考えて、18時30分までに現地に到着するようにしています。
到着後、場所の検討を行い、3台のカメラを設置後、背景撮影のための準備をしておきます。主な設定は次のとおりです。

 撮影モード 絞り優先
 ISO 100~200
 絞り f8~11
 シャッタースピード 30秒以内で自動設定
 手振れ補正 off
 高感度ノイズリダクション off
 長時間ノイズリダクション off
 AF on(構図&ピント位置が決まったらoffに変更)
 連写 on
なおホワイトバランスはお好みですが、定番は色温度が低目です。

② 19:30~19:45 背景の撮影

あっという間に真っ暗になるので、一台一台タイミングを見計らって撮っていたのではとても間に合いません。私は背景も連写で撮影し、帰宅後でベストのを選択という方法にしています。 背景を撮り終えたらヒメボタルの光を撮影するための設定に変更してください。主な設定は次のとおりです。
 
 撮影モード マニュアルまたはバルブ
 ISO 400~800(開放F値がf1.4~2.8の場合)
 絞り 開放(そのレンズの最小値)
 シャッタースピード 20~30秒
 手振れ補正 off
 高感度ノイズリダクション off(またはon)
 長時間ノイズリダクション off
 AF off
 連写 on

③ 19:45~21:00 ヒメボタルの光跡撮影

ピーク時にはこの頃から光り始めます。ISO1600や3200で撮影を始めると、暫くは昼間のように明るい画になるので、余裕のある方はISO400~800で撮り始め、その後ISO1600~3200に変更してください。その後は終了まで特にすることはありません。

 撮影モード マニュアルまたはバルブ
 ISO 1600~3200(開放F値がf1.4~2.8の場合)
 絞り 開放(そのレンズの最小値)
 シャッタースピード 20~30秒
 手振れ補正 off
 高感度ノイズリダクション off(またはon)
 長時間ノイズリダクション off
 AF off
 連写 on

④ 21:00~ 撮影終了&撤収

21:00を過ぎると光が極端に弱くなるので撮影を終了します。レンズにキャップを付けダークイメージ(ダークノイズ)を撮影した後、速やかに撤収します。

⑤ 現像処理等

不要な背景、車のライトや(((( ;゜Д゜)))カ゛クカ゛クフ゛ルフ゛ルを削除し現像します。RAWで撮影してるので現像処理を行っていますが、JPEG撮影ですと処理不要です。
KikuchiMagickやSiriusComp、StarStaXなどのフリーソフトで比較明合成をして出来上がりです。

一見複雑&面倒と感じるかもしれませんが、設定を変えながら連写してるだけですので、やってみたらとても簡単です。

今回はここまでです。

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